• 2芯または4芯のモジュラ・ケーブル(市販の電話線)をCANケーブルに利用するためのモジュラ・アダプタです。
  • 三端子レギュレータとDCジャックが搭載可能で、CANノードへの電源供給も可能です(要4芯ケーブル)。#240〜#242のCANKEYにも使用できます。
  • ジャンパ設定により、電源を供給する側、電源をもらう側両方に切り替えて使用できます。

【主な仕様】

【関連、類似品】

【ドキュメント】

基板レイアウト
2つのモジュラ・ジャックの一方は、ジャンパ設定により、クロス、ストレートに切替可能です。

ナイロン・コネクタ結線
 (1) GND
 (2) +V
 (3) CANL
 (4) CANH

電源端子は、給電時は入力、被給電時は出力になります。

DCジャックでACアダプタが接続できます。なお、レギュレータはジャンパによりバイパス可能です。被給電時はバイパスに設定します。

ジャンパ設定
レギュレータを使用しない(実装していない場合も含む)時や、電源を受給する場合は電源切替ジャンパ(JP1、JP2)を"バイパス"に設定します。

クロス・ケーブルを使用する場合は、クロス設定ジャンパをクロス結線にします(次の図のようにケーブルの接続に注意)。

接続方法、ケーブルの違い

(09/02/21更新)

モジュラ・ケーブル側から電源の供給を受ける際、誤接続により逆電圧がかかった場合でも、保護用ダイオードが電源を短絡してCANトランシーバ、マイコン側の回路を保護します。この場合、ボード上のLEDが点灯しないため、直ぐに電源を切って配線を確認してください。なお、ダイオードによる短絡動作時でも電流が多くなるとポリスイッチが働き、電源を遮断します。

ストレート・ケーブルを使用し、ジャンパでストレート結線に変更した場合は、"S"、"R"に関係なく接続できます。

また、ナイロン・コネクタで接続する場合は、ケーブルをストレートで作成している限り、このような制限はありません。ナイロン・コネクタの回路は、ジャンパのクロス、ストレートの設定には影響されません。


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この写真は4芯電話線での接続例です。DCジャックがついているほうから電源を供給します。各モジュールの4Pナイロン・コネクタの先にCANノード(#240、#241、#242、#220など)がつながります。

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この写真は#242に接続した例です。#231と#242は4芯ケーブルで直結できます。

電源はモジュラ・ケーブル側から供給しています。

【使用例】

【ご注意】

【プリント基板、部品販売】