XAMPPでオフライン・データベースを使う

XAMPPというフリーライセンスのアプリで、オフラインのデータベース(MySQL)やPHPを使う方法などをメモしておきます。

蔵書やビデオ、DVDなどのデータベース、住所録など一般の人でも簡単なデータベースを使いたい場合があると思います。

PCではオフラインでも使用できる、MS Accessなどが有名ですが、簡単な用途にMS Accessは役不足です。それにこのソフトは業務用ということで高価です。表計算ソフトでも簡易的なことはできますが、データベースとしてはほとんど役に立ちません。

以前はAccessを使っていたのですが、だんだん高機能になって私には使いずらくなり、ライセンスも更新していなため、最近は全然使っていません。

ネットで何かいいのがないかと探していて、昨日見つけたのがXAMPPです。恥ずかしながら、昨日まで知りませんでした。

最近は、WEBでPHPやMySQLを使用しているので、XAMPPは打って付けのアプリでした。ダウンロードしてすぐに使えました。ここでは、インストールや起動方法などを簡単に説明します。

●XAMPP

最近はWEBサイトでPHPやMySQLが多用されています。うちのサイトでも商品カートやブログなどで利用していますが、これをPCで作動させるには、PCをApacheサーバにして、PHPとMySQLをインストールする必要があり、結構面倒です(ApacheサーバはWindowsのサービスとして作動するため、Linuxマシンなどを別に用意する必要はありません)。

しかし、このXAMPPを使用すれば、簡単にPHPやMySQLが利用可能です。簡単に言うと、XAMPPファイル一式を展開して、実行ファイルを実行させるだけです。手順などは後術します。

私も昨日見つけて詳しいことはわかりませんので、詳細はほかのサイトなどで調べてください。

http://www.apachefriends.org/jp/xampp.htmlがXAMPPのホームページです。ここで無償ダウンロードできます。

インストーラでインストールすることも可能ですが、単純にZIPを展開して、その中のEXEファイルを実行するだけでも使用できます。その場合のアンインストールは展開したフォルダを削除するのみです。レジストリ類は一切使用しません。

なお、フリーではありますが、MySQLですので、市販の高機能なSQLデータベースと遜色はありません。XAMPPは「ザンプ」と読むそうです。

データベースにパスワードをつけるなどのセキュリティ設定も可能ですが、ここでは省略します。

●使用法

ここでは、インストールしないで、ZIPファイルを展開して直接実行する手順を紹介します。今回はWindows8のマシンで使用しています。

  1. 前述のURLよりZIPファイル”xampp-win32-1.8.2-2-VC9.zip”(13/10/11現在の最新版)をダウンロードする。
  2. そのZIPファイルをC:のルートに展開すると、C:\XAMPPというフォルダが生成される。
  3. その中にあるxampp-control.exeを実行すると、下図のようなコントロールパネルが表示される。
  4. ApacheとMySQLの”Start”ボタンをクリックすると、両、プログラムのサービスが始まり、MySQLとPHPが使用可能になる。

コントロールパネル画面の例。サービス開始後のもの

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●phpMyAdmin

上記手順でMySQLサービスを起動すると、それ以降は、データベースの管理ソフトphpMyAdminが使えます。

phpMyAdminを起動するには、コントロールパネルのMySQLの”Admin”ボタンをクリックします。そうすると、ブラウザでphpMyAdminが起動します。

このアプリはデータベースやテーブルを作成したり、データを操作するものです。特別なアプリを作らなくても、このアプリだけで、レコードの挿入や削除、表示や検索など一通りのデータ操作ができます。SQLで操作することも可能です。

次にデータベース”book”にテーブル”list”を作成したときのphpMyAdmin画面の例を表示します。昨日、XAMPP使用して直後に速攻で作成したものです。レコードはテキスト(CSV)で作って(もともとあったものを加工)、インポートしました。なお、”book”以外のデータベースはもともと入っていたものです。

テーブル構成例

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テーブルの表示例

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●PHPページの実行

PHPドキュメントの格納先は、C:のルートにXAMPPを展開した場合、デフォルトで”C:/xampp/htdocs/”になります。

整理するうえで便利なように、このフォルダの下にサブフォルダを作り、そこにPHPファイルを入れるとよいでしょう。ここでは”wsnak”というサブフォルダを作った例で説明します。

この場合、”C:/xampp/htdocs/wsnak”にPHPファイルを入れます。”test.php”というファイルを入れたとします。このページはIEなどのブラウザで”http://localhost/wsnak/test.php”でアクセスできます。

PHPプログラム例 “test.php”

<?php
print "XAMPP PHP TEST";
?>

XAMPPを利用すると、PHP、MySQLのプログラミングの練習やテストなども手軽にできます。Perlも使えますが、これは使ったことがないので省略。

●その他

PHPはテキストの加工やファイル操作、DBの操作など便利な関数がたくさん用意されているため、以前はC++などで作っていた処理がわりと簡単に作られます。C++で作っていたときも、PHPなら簡単にできるのになあ、ということがよくありました。ただ、これまではオフラインで使うことができない(面倒)だったので使っていませんでしが、XAMPPのおかげでツールソフトなどがPHPで簡単に作れそうです。

手軽に使えるのでPHPやMySQLの初心者の人にもお勧めです。

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