リレーボード WSN352 / WSN353 / WSN354

pic-relay1

Arduino(CQカチャduinoなど)やPICなどのマイコン に接続できる、3種類のリレーボードを紹介します。

秋月電子で安価に入手できるパワーリレー用のリレーボード3種です。WSN352、WSN354は特に大電流用ということで、Y端子などが直接接続できるように、ねじ式の端子を使っています。ターミナル・ブロックより安全、確実に接続できます。

●共通仕様

ドライブ回路にはトランジスタが入っているため、マイコンの5V/3.3V系出力ポートで制御できます。また、リレー作動中はLEDが点灯します。

WSN354の953リレーは12V駆動ですが、トランジスタのオープンコレクタ・ドライブのため、他のボードと同様、5V/3.3V系マイコン出力で制御できます。

基板にはシャーシやケースにネジ留めできるように、ネジ取り付け用の穴を設けています。スペーサなどで浮かして確実にネジ留めできます。

スルーホール部品のみ使用しているため、組み立ても容易です。

ネジ端子は大きめのはんだごて40W~60Wではんだ付けしてください。

●WSN352 リレーボード(G5NB-1A/941/942)

このボードは941リレー、942リレーまたはオムロンのG5NB-1Aの3種類のうちのいずれかが実装可能です。接点端子はN.O(非通電時オープン)のみです。

端子台はターミナルブロックまたはねじ端子が実装できます。

pic-relay-352

●WSN353 リレーボード(941/942 2回路2接点)

このボードは2回路2接点タイプのリレーが実装できるのが特長です。941リレーまたは942リレーが実装できます。N.O(非通電時オープン)、N.C(非通電時クローズ)の接点端子が出ていますが、実装するリレーの種類により、接点の意味が変わるため、接続時は注意してください。

このボードはピンヘッダが実装できるため、ブレッドボードにも設置できます。端子はターミナル・ブロックのみです。なお、ブレッドボードに実装したい場合は、小型(約25mm角)のWSN230 ミニ・リレー・ボードもあります。

pic-relay-353

●WSN354 リレーボード(953)

このボードは大型の953リレーが実装できます。このリレーは電源電圧が12Vとなりますが、ドライブ回路にトランジスタが入っているため、3.3V、5V系のマイコンでも直接制御可能です。

953リレーは接点の方式で何タイプかあるため、端子の接続はそのタイプにより変わります。その場合、シルク印刷と食い違いが出ることがあるため、データシートなどで確認してください。

pic-relay-354

●製品ページ

回路図や基板の説明は製品ページにもあります。

●関連製品

4chリレーボードやSSRボードなども用意しています。

コメントは受け付けていません。