チョコレートの効用

先日、NHKの「ためしてガッテン」でチョコレートが医療現場で使われているというのを見ました。

効用は高血圧の緩和、整腸作用、けがなどが早く治るというものです。

実際、患者にチョコレートを与えて治療に役立てている病院があるそうです。

ある例では、病院食が苦手な患者に、チョコレートを与えていたところ、通常1週間ぐらいかかるけがが4日で治ったというのがありました。救急患者の治療で、粉末のチョコレートを液状にし、チューブで直接胃に入れるというのもありました。

チョコレートは発酵食品で抗酸化作用があるそうです。ポリフェノールがあるのは有名ですね。カカオの果肉と種を発酵させると、茶色い粒になり、それをつぶして焙煎するとチョコっレートになるそうです。意外と簡単にできるんですね。

チョコレートを湯煎して溶かし、型にはめて手作りチョコを作るということもよくあると思いますが、温度が高いと油脂部分が分離してぱさぱさになってまずくなるそうです。

出演されていた有名パティシエは、放射式の非接触温度計を使って、28℃とか31℃だったか、そういった精密な温度管理で作っていました。材料は市販の板チョコ。

番組では簡単にうまく作られるガッテン式の方法を紹介していました。チョコレートは湯煎せずにドライヤーで30秒から1分程度熱して溶かし、そこへ、あらかじめ細かく砕いておいたチョコレートの粒を加えて混ぜ、常温で冷まします。それだけです。

チョコレートは結晶で、砕いたチョコレートは結晶の核となり、うまみのある成分ができるそうです。小学生が思いついた、ミョウバンの結晶を作る方法の応用でした。プロの有名パティシエのお墨付きです。

それと、たくさん食べるとニキビが増えるとか、鼻血がでるとかいうのは、科学的根拠はないそうです。そんなに一度にたくさんは食べられないですが。

余談ですが、肌があれるのは、インスタント食品や清涼飲料水などに使われている、化学調味料とか、合成保存料といった物が原因という話を聞いたことがあります。食生活を改善したら肌がきれいになったとか、切れやすい性格が治ったとこか。ジュースを飲むのをやめたら、非行が治ったという話もあります。

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