WSN310 I2C-LCDアダプタ

I2C制御のLCDを簡単に使えるようにするアダプタを紹介します。秋月電子で販売されているI2CインターフェースのACM1602に使用します。

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ブレッドボードでLCDを使う際は、コントラスト調製用VRとかバックライト用抵抗器とか簡単な回路ですが、割とスペースを使うのと、毎回配線するのも面倒です。というわけで、このような基板を製作しました。
この基板は「I2C温度センサADT7410を使う」の記事でも使用しています。

基板の詳細ページ→ WSN310 I2C-LCDアダプタ

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上写真のように、コントラスト調製用のVRやバックライトの電流制限用抵抗器、I2C信号のプルアップ抵抗器など、通常必要なLCD周りのものをまとめてあります。ピンヘッダやソケットを組み合わせると、ワンタッチで取り付け、取り外しができます。

5V電源で使用する場合はバックライト用のR3は30Ω程度(写真の製作例は27Ω)、3.3Vで使用する場合は0Ω(ショート)にします。

コントラスト調整用のVRは5kΩ~20kΩの適当なもので構いません。

この基板を使用すると、電源以外は2本のI2C信号(SCL、SDA)をつなぐだけでACM1602が使えます。ブレッドボードで使用する以外にも、LCDをパネルに取り付ける際などのアダプタとしても使用できます。

2つのジャンパは、LCDのバックライトを基板内で+電源(電流制限用抵抗器R3を通る)とGNDに接続するためのものです。外部でBL+、BL-を直接使用したい場合は、2つのジャンパをオープンにすることで、内部結線から切断されます。

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